活動日記

2025/03/28(Fri)
小売の現実
日本各地で大型ショッピングモールの閉鎖が続いているというニュースが流れていた。

イトーヨーカドーを始め、どこのモールも苦戦。

日本では、毎年、80万人近くの人口減少が続いている。

当初、50万人程度の減少と考えられていたが、生まれてくる子供の数が、極端に予想を下回り(70万人を切るまでになった)、毎年80万人の人口減が起きているのだ。

全国の自治体で人口が減り、結果、ほとんどのショッピングモールで客数が減っているという。

さらには、ショッピングモールに入っている店子自体が、ECサイトに移行し、退去するケースが増えているのだという。

客数自体が減り、店子もECサイトでの販売に力を入れることにより退去が続き、結果、ショッピングモールが閉鎖に追い込まれる構図にあるのだ。

濱田も野菜館を運営しているが、実店舗で野菜を販売するより、ECサイトでの販売の方が、はるかに効率的であることを感じている。

ECサイトでは、注文を受けてからの発注が可能となる。

つまり、野菜の在庫リスクから解放されるのだ。

野菜館では、4月から(まだ時間が掛かりそうだが)楽天での販売が始まり、7月からはふるさと納税の返礼品事業が始まる。

対象は、全国の消費者となる。

全国からのネットでの注文数が一定数を超えるならば、実店舗を持つ意味合いはほとんどなくなってしまうことが分かる。

いつの時点かは、まだ分からないのだが、在庫リスクを極力減らす方向へ舵を切るタイミングが訪れることになるだろうことを感じている。

従来の小売りのあり方だけでは、小売業自体が成り立たない時代に入っていることだけは、確かなのだ。

ECサイトで、売れ筋の【米】と【肉】を販売。それに【野菜】を絡める。

実にシンプルな戦略なのであるが、この3点を扱っている業者は、県内ではほとんどいない。

消費者のニーズに合った商品を開発できるか。

知恵を絞っていきたい、と考えている。

2025/03/27(Thr)
グローバリゼーションの終焉
トランプ大統領が、4月3日から、アメリカに輸出する自動車に対して等しく25%の関税を掛ける大統領令を発令した。現行は2.5%なので、10倍の関税となる。

林官房長官は、遺憾の意を表明したが、トランプ大統領は、どこ吹く風。

米国の民主党は、TPPを始め関税障壁の撤廃に動いた経緯がある。

トランプ大統領は、民主党政権の政策のほとんどすべてを否定している。貿易に関しては、これまでの関税障壁をなくす動き、を完全に否定し、高い関税障壁を設ける施策に方向転換。

過去30年間、グローバリゼーションが持てはやされ、新自由主義が幅を利かせた時代と言えた。

トランプ大統領は、おカネ大好きの権化みたいな人なのだが、大統領選を通じて、自分なりにグローバリゼーションの矛盾を感じたのだと思う。

グローバリゼーションで職をなくした白人。さびれた工業地帯。その厳しい現実を目の当たりにしたのだ。

関税障壁をなくして、自由貿易をするなら、大半の米国民が職を無くし、貧しくなってしまう。

そんな現実を知ったのだと思う。

だから、トランプ大統領は、自由貿易にNOを突き付け、関税障壁を設けたのだ。

アメリカで乗る車は、GMでいいじゃないか、クライスラーでいいじゃないか。

アメリカで車を売りたいのなら、「アメリカで車を作りなさい」。

安い人件費で、他国で生産した車を、アメリカで売るのは許さない。

そんな単純な話なのだ。

グローバリゼーションは、莫大な利益を生む多国籍企業を生む反面、経済格差をまき散らす。

トランプ大統領は、そのことを痛切に感じたのだと思う。

結果、製造業の国内回帰。

また、彼は一流の経済人なので、戦争には反対の立場にある。

「人が死ぬ戦争なんて、まっぴら御免だ」

それがトランプ大統領の立場だ。

政治とは、圧倒的多数の庶民のためにあるのだと思う。トランプ大統領の政策は、その圧倒的大多数の米国民のためにあることを感じるのである。

その政策にどう向き合うのか。

日本政府、そして日本企業のあり方が問われる時代に入ったことを感じるのである。

2025/03/26(Wed)
人生はあっという間だ
高校時代からの友人・I君と飲んだ。彼は、大新聞社に勤務しており、この春、部長に昇進。お祝いを兼ねて飲んだ。

友人の出世は、嬉しいものだ。

I君との付き合いは長い。

熊本高校の1年時の同級生であり、その後、福岡での代ゼミでの浪人、早稲田大学の進学でも、同じ道を歩んだ。

お互いの結婚式にも出席し、お互いの両親・家族のことも知る。お互い親父は早くに亡くなっている。

そして、お互い今年55歳になる。

学生時代は、つい昨日のことのような感じがするが、もう30年以上も前の話なのだ。

人生は、あっという間に過ぎる。

お互い2人の子供がいるのだが、子供をどう育てるか?

濱田は、昔、大企業に勤めていたのだが、途中でその道を降りた。

会社を辞めると、基本的になんの補償もない人生が始まる。

すべてを自分でなんとかしなくてはならない道。

人生は選択の連続でもある。

大企業でサラリーマンとして全うするのも一つの道であり、転職するのも一つの道であり、起業するのも一つの道。

どの道に進もうとも、自分のとっての正解にたどり着くために、懸命に努力をすることが、大切なのだ。

正解がどこにあるかは、案外、誰にも分からないことなのだ。

濱田はいま、野菜の新規事業に取り組んでいる。野菜館は稼働し、そしてECサイトの販売が始まろうとしている。

同時にArtに関する新規事業も進行中である。この春、3つ目の会社を起業する予定だ。

まともに働けるのは、どうだろう、あと10年。

人生は、有限である。

そのことを肝に銘じて、懸命に働こうと思うのだ。

2025/03/25(Tue)
商談進む
午前中、楽天の担当者さんと会議。

いよいよ、4月から楽天での販売が始まる。

午後から、城南町にある精肉業者・A社様と肉の卸しに関する打ち合わせを行った。

社長様は、濱田の古くからの知り合いで、打ち合わせは息子さんである副社長以下、従業員さんと行った。濱田は相棒であるG氏を同行。

すでにA社は、ふるさと納税を返礼品用の肉を手掛けていた。A社自らがふるさと納税を行うのではなく、ふるさと納税を扱う他社に肉を提供する立場にある。

当社にも、お肉を提供して頂くことが決まった。

1、和牛(黒牛・赤牛)
2、馬肉
3、天草大王
4、豚肉

上記4点は、常時扱っており、冷凍・真空パックの状態で各種のお肉を配達して頂けることになった。

近日中に各種見積もりを頂き、それを元に、ふるさと納税その他商品のの価格を決めていくことになる。

ネットで販売する商品としては、

1、バーべーキューセット(3ヵ月定期便)
2、お任せお肉セット(焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼き3ヵ月コース)
3、馬刺しセット
4、お得感満載豚肉セット


単発での販売も、3ヵ月、6ヵ月での販売も可能となる。

先行する他社を研究し、良い点を取り入れ、商品開発して頂くことになった。

ふるさと納税の返礼品としてのお肉は、人気はあるのだが、お得感がないと売れないという。

価格以上の売れ筋の商品を開発していくことになった。

朝から、飯を食べる時間もなく、夕方、独りで遅い昼食を摂った。

大変良い1日となった。

野菜館は、営業開始から4ヶ月が経過。

経営は徐々に安定してきており、この2ヶ月で、お米が主力商品となりつつある。

ECサイト・ネット上では、食料品関係の売れ筋商品は、以下のようになっている。

1、肉
2、米
3、果物
4、魚介類


1〜3まで扱えることになった。これに野菜を絡めていくことになる。

将来的には、シカやイノシシなどのジビエ肉や魚介類も販売出来たら、と考えている。

目指すは、ECサイトを専門とする食材専門商社なのだから。

濱田は、同じ労力を掛けて仕事をするのならば、成長が見込める分野で仕事をすべきだと考えている。

ふるさと納税は、成長著しい産業だ。

ふるさと納税の利用者は、納税者の30数%に過ぎないが、すでに1兆円産業に育っている。数年以内に確実に2兆円産業になることが見込まれている産業なのだ。

今回の野菜の新規事業は、当初から、ふるさと納税や楽天等のECサイトでの販売を目的として始まっている。

一つひとつできることから始めて、ようやく、濱田が考える、【一連の仕事】【システム】が完成しつつある。

野菜の新規事業が始まって約1年半で【野菜館】がオープン。それから5ヶ月目で楽天での販売が始まり、7ヶ月目(今年7月)でふるさと納税の返礼品が始まる。

お前は、地道に真面目に、よく働くよ。誰からの指示もないのに。

そして、思考を具現化し、システムとしての仕事を創り出し、形にして残す。

おそらく、驚くべき成果を上げていくだろうことを予感するのだ。

2025/03/24(Mon)
物価高が国民を襲う
物価高が国民を襲っている。

(有)草佳苑(グループホームと小規模多機能ホーム)の1月の電気料金は、約48万円だった。例年の約2倍の金額の請求額。

電力会社に問い合わせたら、この1月分だけ国からの補助金(35円/キロワット)が切れたから、との説明を受けた。

2月の請求分からは、国の補助金25円/キロワットが復活。

2月分の電気料金は、約36万円、3月は約35万円だった。

4月以降は、電気料金の補助金が再び切れるという。今のところ、夏場も補助金はゼロなんだとか。

介護施設は、3年に1度、改定される介護報酬制度の下で運営が成り立っている。昨年、改定されたばかりなので、向こう2年間、介護報酬が変わることはない。

つまり、電気料金やガソリン価格が上がっても、介護報酬は変わらないので、経営が難しくなることは、当然と言えるのだ。

この電気料金やガソリン代の高騰は、介護施設だけの問題ではなく、電気を使用するすべての事業所、個人を襲っている。

そんな中、石破首相は、呑気に1年生議員を首相公邸に招き、宴会を開いた。そして商品券を10万円を配ったことが発覚。

そりゃ、国民は怒るよ。

石破内閣は、国家的殺人行為とも言える医療費の4兆円削減を言い出し、高度医療制度の見直しを掲げ(これは頓挫)、しなくてもいい、私立高校の授業料無償化をやってしまった。

しなくていい政策を行い、本来、やらなくてはならない減税は、一切しようとはしない。

ガソリンの暫定税率、25.1円/リットル。

暫定税率の廃止なんて、すぐにでも可能なはずなのだが、まったくしようとしない人達。

呆れるばかりなのだ。

2025/03/23(Sun)
仕事とは事実の積み重ねなのだ
仕事とは、事実の積み重ねだと考えている。

売上も、従業員の数も、取引先の数も、取り扱う商品数も。

すべて事実の積み重ねなのだ。

事実の積み重ねに失敗すると、会社はたちどころに傾く。またそこに信用がないならば、取引は成立しない。

勉強・学問も同じである。

すべて積み重ね。

積み重ねがないと、実は何も残らない。

この4月で、起業から9年目となる。

起業した会社の大半が、10年後には、姿を消すとされる。そんな中、力強く、経営は続いている。

経営のコツ・秘訣はどこにあるのか?

現状に満足せず、新しいことに挑戦することにあるのではないか、と考えている。

既存の仕事に固執すると、必ず行き詰まる。

だから新しいことに挑戦すること。

濱田は、いつも新しいことに挑戦中だ。だから、暇を持て余すということはない。

4月で、落選から2年が経つ。予定では、秋には、政治活動を本格的に再開予定だ。

政治活動が始まることは、朝の街頭演説の再開を意味し、そして支援者への挨拶廻りが始まることを意味している。

つまり事業に専念できるのも、あと半年。

経済的には、選挙なんて出ない方がよいに決まっている。県議選に出るだけで、諸経費を入れたら、最低でも500万円は掛かる。場合によっては1000万円。

考えたら、アホらしくなるさ。

人生は有限で、やりたいことをするためにあるのだと思う。

嫌なことをするために、時間を費やすべきではないのだ。

好きなこと、面白いと思えることに貴重な時間を費やすこと。

濱田は、自分に忠実なだけだ。

だから政治家を目指す。

息子は、野球部に入るそうだ。(まだ確定ではないが)

熊本高校といえども、野球部の練習は、結構、ハードで、遠征などで取られる時間も多い。

息子は、小学校で野球をやり、中学ではバトミントンに励んだ。

やはり、野球が好きなんだという。

息子には

「野球部、いいじゃん」

と伝えた。

そう、人生はやりたいことをするためにあるのだから。

2025/03/22(Sat)
大入り
事実上の【肉】の販売が決まった。

濱田は、ネット専門の食材専門商社を目指しているので、いつか扱うことになるであろうことを想定していたが、開店以来4ヶ月目で、その転機が訪れたことになる。

野菜と果物、米の保存や梱包は、比較的簡単なのだ。

精肉の取り扱いは、別次元となる。

冷凍庫などの設備投資が必要となるので、将来的な案件として保留してきた経緯がある。

精肉を扱うには、クリアしていくべき課題がいくつかあるが、果敢に挑戦してみたい、と考えている。

【野菜館】は、連日、大入りとなっている。3日連続の大入り。

春の陽気も手伝ってか、本日も大入りだった。

野菜、果物、米、いずれも県内最安値で販売できていると思う。

【薄利多売】を徹底しているからこそ、の大入りなのだ。

この大入りが続くならば、店舗だけで黒字転換が可能となる。

しかし、現実はそんなに甘くはない。

雨の日、風の日、寒い日は、客足は遠のくのだから。

野菜館には、同業他社が偵察に訪れている。野菜館のあり得ない安値をチェックしに来るのだ。菊池市で店を構える4〜5社が毎週、来店。

野菜館では、他社が気になるくらいの安値で販売している。

濱田は、他者の値段など全く気にならない。

野菜館は、年中無休だ。

結果、菊池市で古くから営業している八百屋さんは、日曜日も営業するようになったという。

それが噂になっていた。

野菜館が、年中無休なので、それに習ったのだという。

実は【競争】こそが、経済を活性化する起爆剤となるのだ。

菊池市は、昔、賑わっていた商店街が、軒並みシャッター街と化している。

いわば、ゴーストタウン。

そこに、県内でほぼ最安値の八百屋・野菜館が開店したのだ。

競争こそが、市場を活性化するのだ。

濱田が、行っていることは、常識を覆すということなんだと思う。


1、野菜
2、米
3、果物
4、肉

ふるさと納税で、上記4種類の品目を扱っている会社は、ほとんどない状態にある。

濱田は、ネット販売で上記4種を扱うことになった。

濱田の見立てが正しいならば、数年後には、熊本を代表とする食材専門商社になっているはずなのだ。

昨日、来社したふるさと納税の担当者さんは、(株)ウェルフェア熊本のことを御存知だった。

「祖父が利用したいと考え、連絡したことがあった」

という。

しかし、「満床で断られました」とのことであった。

「そうでしたか。江津湖店は、超人気店ですので、空きがない限り利用できないですから。申し訳ありませんでした」

と濱田。

断言してもいいが、江津湖店は、県内で最も人気のあるデイサービスとなっている。

人気店になるには、それなりの理由があるのだ。

儲からないとされる小売りも、徹底的な安値を実現できるならば、超人気店になることは可能だと感じている。また、ネットでの販売も同時に行うならば、必ず予想を超えていくはずなのだ。

実は、介護の仕事も野菜を売る仕事も、受験勉強も、本質的には同じと言える。

どの仕事も、勉強も、本質では通底しているのだから。

そのことを強く思うのである。