活動日記

2025/04/01(Tue)
新年度始まる
新年度が始まった。

認知症対応型のグループホームと小規模多機能ホームで、月初会議を行った。

介護施設は、インフレには弱い。

数年前のほぼ倍にまで上がった電気代、ガソリン代、米を始めとする物価高騰。電気代の補助金は、4月で終了という。困り果てる介護施設が続出するのではないか・・・・

ちなみに2月の電気代は、両施設で約48万円だった。3月は補助金が復活して約36万円。数年前までは、冬場でも、24〜25万円が相場だった。

どう切り抜けいくか。

利用者様の食事代は、朝昼晩の3食で1300円を頂いていたのだが、4月から140円上げて、1440円頂くことになった。熊本市内の相場は、1700円前後と言われている。

値段を上げるにしても、検討を重ね、それなりの時間を要した。

介護報酬は、3年に1度改定される。昨年改定されたばかりなので、向こう2年間は、変わらないことになる。

厳しい状況が続くことが予見できるのだ。

2人のネパール人が、社長を招待したいという。社員寮でランチをご馳走になった。

ダルとチキンのネパールカレー。ダルは豆をつぶしたカレー。

大変美味しい味がした。

「親御さんに送金できましたか?」

と尋ねると、

「セブンイレブンで送金しました」

とのこと。

なんと11万円も送金したとのことであった。

少ない手取りの中から、半分以上を本国の家族に送金したことになる。

濱田は、いつの間にか、70人近くを雇う立場になった。70人にはそれぞれの事情があり、家族がいる。

従業員の生活が懸かっている。

濱田は、地道で真面目な男だと思う。

仕事と言うのは、基本、どんな仕事も、地道な作業の積み重ねなのだ。

本年度も地道に行くか、と思うのである。

2025/03/31(Mon)
1年間が終わる
(有)草佳苑を事業承継して丸5年が経った。

本日は、(有)草佳苑の年度末。明日から6年目が始まる。

変化の多い1年だった。

昨年末には、草佳苑の新規事業として野菜館をオープン。2月からは2人のネパール人を雇うことになった。

本日、楽天の担当者と会議。野菜館の商品を楽天のサイトに出店するのだが、その画面の制作に10日〜2週間ほど掛かるとのこと。実際の出店は、4月半ばからとなる。

楽天への出店には、とにかくおカネが掛かる。

先ず、3つの中からコースを選ぶ必要がある。

毎月の出店費用として、3コースから選べる。

1、25000円コース
2、65000円コース
3、120000円コース

25000円コースを選んだ場合、商品が売れると楽天に手数料を約12%払うことになる。65000円のコースの場合、9%。

月商178万円を超えた場合、65000円コースの方がお得になるという。

濱田は、迷うことなく、25000円コースを選んだ。

一度、選んだら、コースの変更は1年間、不可。

一括払いだと、36万円(25万円×12ヵ月+入会金6万円)で済むが、分割だと、月額25000円が、28000円になるという。

結果、一括で支払うことにした。

これで終わりではない、さらに手数料が掛かるという。

1商品売れたら、手数料が約12%が取られる他に、楽天ポイント1%が取られるという。さらには、インフルエンサーが商品を紹介して売れた場合、3%以上の仲介手数料を支払うことになるという。

1商品に対して、

12%+1%+3〜5%

の手数料が掛かるんだとか。

楽天さん、ちょっと抜き過ぎじゃないの?

と感じてしまうのだ。

ふるさと納税に関しては、熊本県と菊池市で申請中だ。

両自治体は、民間の会社に業務を依託。熊本県に関しては、かなり進んでいるが、菊池市の委託業者からは、申請すれども、現在のところ、音沙汰なしの状態が続く。

何をやるにしても、相手先があってのことなので、すんなり進むことは、なかなかないのだ。

ふるさと納税の返礼品が始まるのは6〜7月。

先は長い。

今月5日に息子の高校入試が終わった。

その日以降、息子は勉学に励んでいる。

正直、息子には驚いている。こんなに勉強する若者を、濱田は見たことがない。

息子は、高校入試以上に勉学に励んでいる。おそらく春休み中に、高校1年の英語と数学が、ほぼ終わるではないか。

彼には、どんな未来が待っているのであろうか。

ちなみに息子は、朗らかで気さくで、いつもにこやかだ。

好青年に育っていることを思うのである。

2025/03/30(Sun)
れいわ新撰組
山本太郎氏率いるれいわ新撰組が、支持拡大を続けている。

先般行われた支持率調査では、30〜40代の支持率で、国民民主党が1位、れいわ新撰組の支持率は2位、自民は3位という結果だった。

ある意味、衝撃の結果。

現在、れいわ新撰組は衆参合わせて14議席。この夏の参議院選挙では、さらに勢力を増すことは確実視されているのだ。

山本太郎氏のSNSが流れてくることがあるが、彼の演説は、いつも真剣で心を揺さぶられる。

正直、毎回感動すら覚える。

国会での質問、街頭でのやり取り、こんな真剣な政治家は他にいないのではないか、と思う。

山本太郎氏は、元々は反原発を訴え、その後、反TPPを訴え、現在、【消費税ゼロ】を訴えるに至っている。

基本的に、れいわ新撰組の政策は、共産党や社民党の政策をさらにブラシュアップし、さらに先鋭化した急進左派的な政策と言える。

れいわ新撰組は、共産党や社民党支持者の票、さらには公明党の支持者の票、中でも若者の票を取り込み、支持拡大中と言えるのではないか。

れいわ新撰組の主張は以下の様なものだ。

1、消費税をゼロにする
2、国債を刷りまくって、国民におカネを配る
3、奨学金もチャラにする
4、累進課税を強化し、大企業と富裕層から税金を徴取する
5、原発廃止
6、反TPP



れいわ新撰組の言うように、仮に国債をこれ以上発行するなら、より一層の円安が進むだろうことが言える。

1ドル300円、500円時代の到来も不思議ではなくなる。また国は、国債の金利負担に耐えられなくなる可能性が高くなるのだ。

れいわ新撰組は、そういった事態に対処する処方箋を示すことはない。

れいわ新撰組は、

「日銀は政府の1機関であり、日本は通貨発行権を自国で持っている。だから、国債をもっと発行しても、大丈夫なのだ」

と主張。

「ギリシャの国債は、他国が買っていたので、破綻。日本の国債は90%以上は日銀および邦銀が買っているので、破綻することはない」

旨の主張を繰り返している。

国債価格を決めるのは、政治家ではない。国債の金利を決めるのは、あくまで【市場・マーケット】なのだ。

国債を日銀が持っていようが、そんなことは、ほとんど関係なく、日本国債の金利が上がる(価値が下がる)時は、上がる。つまり日銀自身の破綻だって、ある得る話なのだ。

山本太郎氏は、政治家として人間として超一流の部類の人材だと感じている。

弱気を助け、強きをくじく。

しかし、政策の出発点が間違っていた場合、国民を大きくミスリードしてしまう可能性が高いのだ。

ますます、難しい時代になりつつあることを思うのである。

2025/03/29(Sat)
高みを目指して
野菜館の29日の売上が3月で最高を記録した。

先週は、連日、客入りは多かったが、今週になって雨が降る日が続いた。

雨が降ると途端に客足が遠のくのだ。

今日は土曜日で、朝から晴れ。雨で買い物に来れなかったお客さんが、来たのか?

とにかく小売りは、天候に左右されがちで、難しい一面を持つ。

継続は力なりと言うが、今後も安売りを徹底していくつもりでいる。しかしECサイトでの販売額が、小売りを上回るようになれば、小売りを止めてもいいかな、とも、正直、考えてもいる。少なくとも、野菜の品数を減らす。

午前中、菊池市の野菜館に行って、午後、熊本市に戻った。

息子は、部屋で数学の問題を熱心に解いていた。

濱田は遅い昼飯を食べていると、息子は塾に向かった。

その後、息子は、夜の10時に帰宅。

高校1年で習う数1はすでに終了し、いま、数Aに取り組んでいるという。英語もかなり進んだとのこと。

早稲田スクールの高校部では、東進衛星予備校のカリキュラムに沿って講義が進む。講義はパソコンの画面で再生されるので、生徒各人が自分のペースで学ぶスタイルとなっている。教室で授業を受けるわけではないのだ。

だから、先に進む生徒は、トコトン先に進む。

息子の中学の同級生の中に、この春、ラサール高校に合格した友人がいた。その友人は、ラサール高校から、春休み中に高1の数学と英語をすべて終えておくように、との課題が出されている旨の話を息子にしたという。

息子は、ライバルたちは、はるか先を行っていることを知っているのだ。

息子は、英語と数学に関しては、春休み中に、可能な限り先に進むつもりなのだという。

自分を高める存在というのは、やはり自分より上の存在といえる。

人生を高みに引き上げてくれるのは、高い意識を持つ友人であり、各分野の一線で活躍する存在であるのだ。

息子は、良い友人達に恵まれたし、今後も良い友人達に出会っていくであろうことを思うのである。

2025/03/28(Fri)
小売の現実
日本各地で大型ショッピングモールの閉鎖が続いているというニュースが流れていた。

イトーヨーカドーを始め、どこのモールも苦戦。

日本では、毎年、80万人近くの人口減少が続いている。

当初、50万人程度の減少と考えられていたが、生まれてくる子供の数が、極端に予想を下回り(70万人を切るまでになった)、毎年80万人の人口減が起きているのだ。

全国の自治体で人口が減り、結果、ほとんどのショッピングモールで客数が減っているという。

さらには、ショッピングモールに入っている店子自体が、ECサイトに移行し、退去するケースが増えているのだという。

客数自体が減り、店子もECサイトでの販売に力を入れることにより退去が続き、結果、ショッピングモールが閉鎖に追い込まれる構図にあるのだ。

濱田も野菜館を運営しているが、実店舗で野菜を販売するより、ECサイトでの販売の方が、はるかに効率的であることを感じている。

ECサイトでは、注文を受けてからの発注が可能となる。

つまり、野菜の在庫リスクから解放されるのだ。

野菜館では、4月から(まだ時間が掛かりそうだが)楽天での販売が始まり、7月からはふるさと納税の返礼品事業が始まる。

対象は、全国の消費者となる。

全国からのネットでの注文数が一定数を超えるならば、実店舗を持つ意味合いはほとんどなくなってしまうことが分かる。

いつの時点かは、まだ分からないのだが、在庫リスクを極力減らす方向へ舵を切るタイミングが訪れることになるだろうことを感じている。

従来の小売りのあり方だけでは、小売業自体が成り立たない時代に入っていることだけは、確かなのだ。

ECサイトで、売れ筋の【米】と【肉】を販売。それに【野菜】を絡める。

実にシンプルな戦略なのであるが、この3点を扱っている業者は、県内ではほとんどいない。

消費者のニーズに合った商品を開発できるか。

知恵を絞っていきたい、と考えている。

2025/03/27(Thr)
グローバリゼーションの終焉
トランプ大統領が、4月3日から、アメリカに輸出する自動車に対して等しく25%の関税を掛ける大統領令を発令した。現行は2.5%なので、10倍の関税となる。

林官房長官は、遺憾の意を表明したが、トランプ大統領は、どこ吹く風。

米国の民主党は、TPPを始め関税障壁の撤廃に動いた経緯がある。

トランプ大統領は、民主党政権の政策のほとんどすべてを否定している。貿易に関しては、これまでの関税障壁をなくす動き、を完全に否定し、高い関税障壁を設ける施策に方向転換。

過去30年間、グローバリゼーションが持てはやされ、新自由主義が幅を利かせた時代と言えた。

トランプ大統領は、おカネ大好きの権化みたいな人なのだが、大統領選を通じて、自分なりにグローバリゼーションの矛盾を感じたのだと思う。

グローバリゼーションで職をなくした白人。さびれた工業地帯。その厳しい現実を目の当たりにしたのだ。

関税障壁をなくして、自由貿易をするなら、大半の米国民が職を無くし、貧しくなってしまう。

そんな現実を知ったのだと思う。

だから、トランプ大統領は、自由貿易にNOを突き付け、関税障壁を設けたのだ。

アメリカで乗る車は、GMでいいじゃないか、クライスラーでいいじゃないか。

アメリカで車を売りたいのなら、「アメリカで車を作りなさい」。

安い人件費で、他国で生産した車を、アメリカで売るのは許さない。

そんな単純な話なのだ。

グローバリゼーションは、莫大な利益を生む多国籍企業を生む反面、経済格差をまき散らす。

トランプ大統領は、そのことを痛切に感じたのだと思う。

結果、製造業の国内回帰。

また、彼は一流の経済人なので、戦争には反対の立場にある。

「人が死ぬ戦争なんて、まっぴら御免だ」

それがトランプ大統領の立場だ。

政治とは、圧倒的多数の庶民のためにあるのだと思う。トランプ大統領の政策は、その圧倒的大多数の米国民のためにあることを感じるのである。

その政策にどう向き合うのか。

日本政府、そして日本企業のあり方が問われる時代に入ったことを感じるのである。

2025/03/26(Wed)
人生はあっという間だ
高校時代からの友人・I君と飲んだ。彼は、大新聞社に勤務しており、この春、部長に昇進。お祝いを兼ねて飲んだ。

友人の出世は、嬉しいものだ。

I君との付き合いは長い。

熊本高校の1年時の同級生であり、その後、福岡での代ゼミでの浪人、早稲田大学の進学でも、同じ道を歩んだ。

お互いの結婚式にも出席し、お互いの両親・家族のことも知る。お互い親父は早くに亡くなっている。

そして、お互い今年55歳になる。

学生時代は、つい昨日のことのような感じがするが、もう30年以上も前の話なのだ。

人生は、あっという間に過ぎる。

お互い2人の子供がいるのだが、子供をどう育てるか?

濱田は、昔、大企業に勤めていたのだが、途中でその道を降りた。

会社を辞めると、基本的になんの補償もない人生が始まる。

すべてを自分でなんとかしなくてはならない道。

人生は選択の連続でもある。

大企業でサラリーマンとして全うするのも一つの道であり、転職するのも一つの道であり、起業するのも一つの道。

どの道に進もうとも、自分のとっての正解にたどり着くために、懸命に努力をすることが、大切なのだ。

正解がどこにあるかは、案外、誰にも分からないことなのだ。

濱田はいま、野菜の新規事業に取り組んでいる。野菜館は稼働し、そしてECサイトの販売が始まろうとしている。

同時にArtに関する新規事業も進行中である。この春、3つ目の会社を起業する予定だ。

まともに働けるのは、どうだろう、あと10年。

人生は、有限である。

そのことを肝に銘じて、懸命に働こうと思うのだ。