活動日記

2025/09/17(Wed)
分断
アメリカ合衆国は【移民】で成り立ってきた国で、そもそもが【分断】された国と云えた。

そもそもが、イギリスで主にプロテスタントを信じる人達が、新世界・アメリカを目指した経緯がある。カトリック的な旧態依然とする社会に嫌気がさした人達が、新大陸・アメリカを目指した時代があったのだ。

プロテスタントに限らず、イギリスを中心に欧州各国から移住者が後を絶たなかったのである。

「アメリカで金・GOLDが出た」と聞けば、移住者は我先にと集まったし、「アメリカで石油が出たぞ!」となると、仕事を求めて、欧州各国から移住者が集まったのだ。

当時、アメリカへの移住者・移民は、すべてが【白人】と云えた。そんな白人たちは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、等、欧州各国からの移民であった。

つまり、白人という点を除いては、言葉も風習も文化も宗教も、ほぼすべてが違った人達であった。

白人たちの間では、もちろん、目に見えない【分断】があった。

そんな白人たちは、アフリカから奴隷船で運ばれてきた黒人を奴隷として使った。

白人と黒人は、主人と奴隷という線引きが敷かれ、両者の間には、もちろん深い【分断】があった。

分断の象徴とも云える黒人をどう扱うか、で【南北戦争】も起きている。奴隷解放を求める北軍と奴隷制度維持の南軍との戦い。

アメリカ合衆国の歴史は、最初に白人が移住し、次に黒人が移住し、そしてアジアの黄色人種、今ではすべての大陸から移民者が後を絶たない状態にあるのだ。

言葉、文化、宗教、人種、民族、肌の色、目の色、髪質・・・・・

アメリカ合衆国の大統領の先ずもっての仕事は、本来的な分断国家をどうやって、まとま上げるのか? 様々な国内問題を抱えるアメリカという国を、どうやって一つにまとめ上げるのか、が大きなテーマと云えた。

歴代の大統領は、

分断ではなく、団結。

分断ではなく、調和。

を訴えてきたのだ。


しかし、第47第大統領であるトランプ氏は、ひたすら【分断】を煽る大統領と言える。

トランプ大統領は、常に汚い言葉で罵り、激しい言葉で罵り、常に相手を罵倒し続けている。

トランプ大統領は、ひたすら分断を煽り、そして対立を煽る。

そんな大統領は、アメリカでは初めてと言える。

世界は、そんなトランプ大統領に慣れてしまったのかも知れない。

相手のこと等、ほとんどどうでもよくて、「アメリカ ファースト」を叫ぶ。

日本人も同じで、「日本人ファースト」を声高に叫ぶ時代となっている。

ファースト・1番がいるということは、セカンド・サード・・・・があるということ。

つまり、上級国民がいて、それに続く下級国民がいることを示唆するのだ。

分断は対立を生み、そして殺し合いが生れる。

殺し合いの最終形態は、戦争となる。

難しい時代になったことを思うのである。

2025/09/16(Tue)
分断される世界
アメリカの保守系の若手政治活動家、チャーリー・カーク氏は今月10日、アメリカ西部ユタ州の大学で開かれていたイベントで銃撃されて死亡した。

彼の発言は過激だったとされる。

移民排斥を訴え、LGBTQを排斥し性別は男女2つだけだと訴え、中絶禁止を訴えていたという。

そして【アメリカファースト】を謳うトランプ大統領の良き理解者だった。

そんなカーク氏が銃撃され、死亡。

トランプ大統領自身も、大統領選挙のさ中に銃撃され、九死に一生を得ている。

銃撃されたカーク氏は、今月7日に来日して参政党のイベントに出席していたという。そのわずか3日後に暗殺されたことになる。

いま、確実に世界の【分断】が進んでいることを感じるのである。

SNSでは、日々、過激な言葉が飛び交い、そして【分断】が進む。

自分もしくは自分達が置かれている状況が、よくならないのは、奴らのせいだ。

絶えず、標的を探し、憂さを晴らす。


・日本の土地を買い漁っている奴らが悪い
・水源を買い漁っている奴らは危険だ
・徒党を組む奴らは危険だ
・宗教を日本に持ち込む奴らは危険だ
・民泊特区で金儲けをする奴らを叩き出せ
・太陽光で儲けている奴らは許せない、日本から叩き出せ
・生活保護を外国人が受けるのは許せない
・皆保険制度を外国人が受けるのは許されない
・外国人留学生が奨学金をもらうのはおかしい
・補助金を外国人が享受するのはおかしい
・タワーマンションを外国人が投機目的に買い漁るのは許されない
・帰化人は出ていけ


政治家が進んで発言し、そして分断が進む。そして有権者は過激な言葉に酔いしれ、さらに分断は進むのだ。

そして率先して訴えていたカーク氏は、狙撃され、命を落とした。

聴衆は、扇動者の言葉に酔いしれ、自分の置かれた境遇は、奴らのせいだ、と本気で思うのだ。

ヤバい時代になったことを思う。

否、いつの時代もこんなものだったのかも知れない。

2025/09/15(Mon)
仕事は楽しく
Artに関する新規事業は、すこぶる楽しいと感じながら仕事を進めている。

既存のアート作品と最新のデジタル技術の融合は、考えることが沢山あり、想像力が膨らむ。

アイデア次第で、どんどん広がっていくので、面白さが尽きないのだ。

そして何より、気の合う仲間と仕事を進めていくことが、楽しさを生むのだと思う。各人の得意な分野で役割分担を行い、各人が資金を出し合って会社を創る。

儲からなかったら、どうなるのか?

各自の資本金が、なくなるだけとなる。

各人が責任を負うから、より真剣になり、いい仕事になるのだ。

今回、Artに関する新規事業は、銀行融資は受けないので、気楽でもある。

介護の仕事も、八百屋の仕事も、ふるさと納税の仕事も、実はどれも面白くて、楽しい仕事となっている。

気の合う仲間と仕事をすると、仕事自体が楽しくなるのだ。

仕事が辛い、と感じるなら、そんな仕事はするべきではないと考えている。

そんな仕事を無理に続けるなら、身体を壊すか、心を壊す。

濱田は【転職】容認派で、【天職】にめぐり合うまで、自分が納得するまで、何度でも転職しても構わないと考えている。

自分に向いてないと思うなら、何度でも職を変えてもよいのだ。

好きだと思って就いた仕事でも、状況や年齢によって、嫌いになることもある。そんな時は、無理にその仕事に拘ることはなくて、別の道に進むことがあっても構わないのだ。

好きで入った会社からリストラされた、なんて話は、捨てる程あるのだから。

ほとんどの人が気付いてないのだが、新しいことへの挑戦こそが、安定へと導くのだ。

最悪な選択は、新しいことに挑戦せず、人生を他者に委ねることにある。

人生の主人公は、自分なのだから、自分で決断して、進むだけなのだ。

濱田は現在55歳。

あと10年は、一生懸命、働いてみたいと考えている。

2025/09/14(Sun)
自民党総裁選
自民党の総裁選に5人が名乗りを上げている。

小泉、高市、林、茂木、小林の5氏。

能力・経験から言えば、林官房長官か、茂木元幹事長のどちらかになり、人気順で言うなら、小泉、高市となるのだとか。

正直、誰が総理になっても、この国の退潮傾向に歯止めは掛からないであろうことが、予想される。

このままでいくのなら、小泉氏が総理になるのではないか、思う。

彼が総理になったら、毎日、頓珍漢な発言をしてくれるので、話題に事欠かないだろうと思う。

彼の発言で、毎日、笑えるのだ。

彼の父親である小泉純一郎元総理も酷かった。

郵政民営化に固執して、2005年に郵政解散。

当時、小泉旋風が吹き荒れ、アメリカ政府の要望通り、郵便局は民営化された。

20年経って、郵便局はどうなったか?

ズタズタになってしまった。大赤字が続く。

郵便局では、この20年間、不祥事が絶えず、今年に入って、2500台の郵便局のトラックが使用停止になっている。飲酒運転の点検をしていなかったことが判明したのだ。

20年前、郵便局の個人金融資産は、アメリカの外資の標的にされた。

現在、郵便局ではアメリカ資本のアフラックの癌保険が売られている。郵便局で、日本の生命保険会社は販売できないのだ。

次に、アメリカ政府が標的にしているのが、農協・JAだと言われている。

小泉氏が総理になったら、米の輸入拡大が行われ、さらに農家・農協は追い込まれて行くであろうことが、予想される。

小泉氏が目指しているのは、農協の民営化、株式会社化。

小泉純一郎総理の時代の2006年に、最後の砦とされた製造業での派遣を解禁。これで一気に非正規労働の割合が増えたのだ。

結果、若者を中心に雇用が不安定になり、晩婚化が進み、極端な少子化が進んだ。現在の少子化の大きな原因を作ったのが小泉・竹中路線と言えるのだ。

親子共々、小泉家は明るい。

しかし、明るい馬鹿は、国を亡ぼす。

だから、多少、暗くても、多少、性格が悪くても、華がなくても、国を立て直す、本来的な政治家・国士の登場を濱田は望むのだ。

2025/09/13(Sat)
スタートラインが見えてきた
本日、額縁入りの作品が完成。大中小の作品の中で、小の作品のみ完成し、納入となった。額縁に入れるに際しては、原画を装丁する作業が伴うのだ。

(株)CoolArtJapanでは、先ず、20の原画を作成し、それを大中小の大きさで販売する予定となっている。

さらに大中小の原画は、生成AIで再定義し、現代アート風の色合い、例えば、アンディ・ウォーホルのような作風で販売する予定だ。

原画20×大中小3種=60

60×2=120

つまり、120種類のアート作品からのスタートとなる。

これを一つひとつ定義付けする作業が大変なのだ。

大中小の原画を、どう売り出していくか?

小さな原画(小)には、角丸の額縁をあて、中・大の原画には、額縁のないアクリル板で対応することにした。

濱田は、これまでの人生で、多くの美術館を訪れている。

モスクワにある美術館は、プーシキン美術館をはじめ、ほとんど鑑賞。

サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館。ニューヨークにあるメトロポリタン。北京の故宮博物館。台湾の故宮博物館。日本国内の数々の美術館。

古今東西の名画を観てきたと思う。

濱田は、優れた絵画の前で立ち止まり、ずっと凝視。こんな素晴らしい絵、美しい絵、面白い絵を、描けた画人を賛美。驚嘆。

そして、それらの経験が、確実に活きていることを感じるのだ。

いま、考えていることは、

個々のアート作品をどう魅せるべきか?

生活の中で、アート作品はどうあるべきか?

どういった額縁を採用するか?


額縁屋さん曰く、今回の濱田の新規事業は、聞いたことがないと言う。

斬新で奇抜、その手があったかと思う発想であり、アナログと最新技術を融合した発想。

結果、そのお店でも販売して頂くことになった。

アナログとデジタルの融合。

いま、一緒にやっている経営者達とは、熊本発の世界的な企業になって行くんじゃないの?と嘯いている。従業員を抱えた若手の経営者が、濱田のアイデアに賛同して技術提供してくれるのだ。

こんなに、ありがたいことはないことが分かる。

もちろん、失敗することも大いにあり得るのだが、濱田は果敢に挑戦するのだ。

仕事をする上で大切なことは、その仕事が面白いと思えるか、どうかにある。面白いと思える仕事は、苦にならない。どれだけやっても、苦にならないのだ。

Artに関する新規事業は昨年の4月に着想し、ようやく形になりつつある。

もちろん、今後も紆余曲折が予想されるが、気の合う仲間たちと仕事をするのは、楽しいことであり、なんとかなるんではないかと、思うのだ。

2025/09/12(Fri)
会社を創る
結局、自分を救えるのは、自分しかないんだと思う。

(株)CoolArtJapanの設立準備をしている。

会社を創るには、先ず【定款】を作成する必要がある。定款の内容を自分で考えて、司法書士さんか、参加行政書士さんに作成を依頼する必要がある。定款を作成するのに、結構、労力が要るのだ。定款が出来たら、登記する必要がある。

本日、会社の印鑑を作りに行った。会社の実印と角印とゴム印。

定款が完成し登記を済ませたら、銀行で口座を開設。

先月の下旬に額縁屋さんに大中小の作品を依頼していたが、まだ完成したとの連絡が入らないでいる。

アプリと動画とHPの完成もまだだ。

全体的に遅れ気味か・・・・

何かを始めるということは、とかく、大変なことが多いと思う。

結局、誰もやってくれる人はいないので、自分でやることになる。

何年か後、報われることがあったら、いいなぁ、と思っている。

2025/09/11(Thr)
前に進む
全国的に介護施設の倒産や閉鎖が相次いでいる。

その理由は大きく分けて4つある。

1、物価高
2、人件費の高騰
3、介護報酬の削減
4、人手不足


物価が上がり、人件費が上がり、元々低かった収益構造を圧迫しているのだ。なおかつ、介護報酬は削減され、人手不足が追い打ちを掛ける状態にある。

現在、熊本の最低賃金は952円。先日、来年1000円を超えることが決まった。

介護関係者の給料は、介護報酬制度の範囲内、つまり公的価格なので、自分達の裁量で給料を上げ下げできない仕組みにある。仮に給料を上げるにしても、大幅なUPはできない仕組みにあるのだ。

最低賃金が952円になっているので、当社の草佳苑の時給は、一昨年あたりから1100円(無資格者の場合)となっている。すでに1000円では人が集まらない状況下にあるのだ。

最低賃金が1050円になった場合、当社の時給はさらに上がることになる。

しかし、介護報酬制度は3年に1度の改定なので、向こう2年間は、報酬自体は変わることはない(昨年改定済み)。

物価高、人件費高騰の中、収益が上がる何かしらの手を打たなければ、ジリ貧状態に陥ってしまうことが分かるのだ。

そこで、草佳苑では、小規模多機能ホームを3部屋、増床することになった。

本日、金融機関に融資の相談に行った。

政治家や政党は、給料UP、賃上げを口にするが、給料を払ったことがない人が、言うなよ、と思う。

減税も行われず、社会保障費も増え続けている状況下での賃上げは、本当に辛いことなのだ。介護報酬が上がれば、別だが・・・・

介護施設は、施設の建設に数千万円から数億円掛かる業界だ。

施設の建設に3億円掛けて、25年で返済する。

そんな業界。

少子高齢化が言われ、人口減少が始まった、いまの時代、そんな巨額な借金をするべきではないのだ。

濱田が、八百屋の仕事を始めたのには、それなりの理由がある。事業資金が少なくて済むからだ。少なくとも介護施設を建設するより、はるかに少ない金額で開業することが可能だ。

大きな借金がないので、撤退も可能。

今回、Artに関する新規事業を手掛けているが、これもほとんど元手は要らない。この新規事業は、金融機関から融資を受けずに自分達の自己資金の範囲内で始める予定だ。

必要なのは、優れたアイデア。

いま、新会社の定款を作成中なのだが、とにかく、大変だ。大変であり、面倒くさいことが多い。

思考を具現化するには、いくつもの課題や問題を乗り超えていく必要がある。

Artに関する新規事業の会社名は、(株)Cool Art Japan。

濱田にとっては3つ目の会社となる。代表取締役は濱田で、役員が4名の会社。社外取締を1名置く予定。役員に名を連ねる条件は、自ら動ける立場にあるかどうか。出資だけなら、お断りをしている。

とにかく、お前は、よく働くよ、と思う。

身体を動かす、というより、頭で働いている。

起業から9年で、約70人の人間が働く会社になった。向こう10年で、おそらく最低でも、その倍は働く会社になっているであろうことを思うのだ。

今回、お前がやろうとしていることは、ベンチャー企業の起業だ。

だから、これまでやってきたどんな仕事より可能性を秘めている。

ここが踏ん張り時だ。

前に進め!と思う。